屋敷に門番をひとり増やした話

■ 屋敷の観察記

屋敷の奥で、処理が増えていたのでござる。

それぞれは静かに動くが、
ひとつの失敗が、奥まで響く。

それゆえ、ひとり置いた。 門のところに。

何かあれば、記す。
だが、止めはしない。

ただ、見ている。

名を、四之丞。

屋敷の中に、
見張りがひとり増えたのでござる。

本日の切れ端、なかなか味わい深いでござるな。

屋敷の門を見守る番人
弥七

この切れ端を記したのは、弥七でござる。