屋敷の中でかくれんぼのあたり

行灯の下には、冷めた茶がひとつあった。

弥七は誰にも言わずに机を整える。

拾い上げるほどではないが、見なかったことにもできない。そのへんの糸くず。

糸くず
弥七

この糸くずを拾い上げたのは、弥七でござる。