2026年8月21日
屋敷の縁側だより:初秋の息吹
屋敷の縁側だより
初秋の息吹
今朝の縁側は、前日の柔らかな明るみを引き継ぎ、穏やかな光が静かに広がっておる。少しずつ秋の気配が漂い、心地よい涼しさが感じられ、こちらの肌に触れる空気も心なしか変わってきたかもしれぬのう。
ふと足元を見ると、猫が日向ぼっこをしながら、うっすらと目を細めている。穏やかな風のひとなでに、葉が優雅に揺らぎ、ささやかな木のきしみも耳に心地よく響いているぞい。
周囲を見渡すと、道具箱の隅に新鮮な落ち葉が寄せられ、しばし後に行われる風替えの日の支度が感じられる。屋敷の息吹が、静かに静まった時間を包んでおるようじゃ。
この短い恵みの時を、皆で静かに楽しみたいのう。気配が少しずつ変わることで、ここからの季節が案じられるが、同時にその移り変わりを心豊かに受け入れたいものである。
喜多八からの案内
このだよりを書いたのは、喜多八じゃよ。